Before & After

Before & AfterBefore and After

ラグジュアリーなお直しで、あなたの一着に新たな命を。

ほつれ予防の為の補強

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カットソースカートのバランス正し

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コート裏地交換

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ブルゾン仕立て直し

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ブラウス衿ぐり修正

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シルクブラウスの破れ直し+サイズアップ

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シルクシャツ破れ直し

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ボタンホール直し

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レースほつれ直し

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ビスチェ直し

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レザースカートマチ入れ直し

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デニムダメージ糸再現

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ほつれ予防の為の補強Reinforcement to prevent fraying

歩くたびにダメージ…
スカートやワンピースのスリットを守る方法

ワンピースやスカートのスリットは歩く際に直接影響を受けるところのため、破けてしまう事がよくあります。
生地が丈夫であれば、単純に縫い直すことで解決できますが、薄い生地や繊維の密度が荒い生地だと糸だけではなく、生地自体が完全に破けてしまう可能性が高いです。
その為、生地が完全にダメになる前に補強することが、おすすめです。

物によって修理方法はかわりますが、このワンピースの場合は、既に穴になっているところもあり、もう少しで穴が広がりそうな状況でした。
その為、裏に接着芯を貼り生地の地の目を整えて縫い直しました。

カットソースカートのバランス正しCorrect balance of cut sauce cart

クチネリのスカートに起きた
悲劇と、そこからの復活

このクチネリのスカートはベルト部分がゴムになっていて、サイズは合ったものの着替える際にキツイのと、タイトスカートのため歩きづらいとのことで、購入されてすぐ有名な某修理専門店へ依頼をしたとのことでした。

ご依頼の内容は「脇ファスナーを付けたい」「両脇スリットを作りたい」この二つでした。

その後、受け取りの際に大変ショックを受けてしまったようです。
まず、「ファスナーが上手く動かない!」
「両脇スリットのところと裾に変なねじりが出来て落ち着きがとてもわるい!」
さらに、この修理についてこれ以上は出来ないと、手放しっぱなしで返金もなかったとのことでした。

お客様からその話を聞いた際は、自分の耳を疑いました。
そんな酷いことがあるか??

それで、こちらで確認したら、まず、ファスナーはそもそも不良品で使えない物を付けてあり、スリットと裾のバランス崩れは表地と裏地のポイントがずれてしまい、ねじれている状況でした。

ファスナーは新しいものに交換し、スリットと裾は正しいバランスを取って全部作り直し、正しいバランスを取ることが出来ました。

勿論、裏地が付いているカットソー素材はスリットを作ることが少し難易度の高い作業では有ります。特に裾が表地と裏地が離れているフラシ作りであればバランス取りやすいですが、今回のスカートのように表地と裏地が完全に縫い閉じられている作りだと、ちょっとしたポイントずれでも、こういったねじれが発生しやすくなります。

しかし、絶対に出来ないことではないので、もしこういったお困りが有りましたら、是非、ご相談ください。^^

コート裏地交換Coat lining replacement

末永く愛用できるコートへ、総裏地交換で耐久性アップ

長い間着用されて首回りやアームホール、裾にかけてかなりダメージを受けた、アルマーニコートの一部裏地補強のご相談を承りました。

全体を確認したところ、広く傷んでいる状況で、一部交換や補強では後からまた他のところが切れてしまう可能性が高いと判断いたしました。
後から何度も手付けることになると物が傷むだけで価格的にも変わらないため、総裏地交換へ変更させて頂きました。

元の裏地はサテン系の傷付きやすい素材だったので、長持ち出来る他の種類の生地で作業を行いました。

総裏地交換によって、修理前とは全く別物のようなコートに生まれ変わらせることが出来ました。
これで、コートの耐久性が格段にアップし、長く愛用することが出来ると思います。
内ポケットも勿論完璧に再現し、裏地のアームホールも職人さんのとても丁寧な手まつりでしっかりと仕上げられております。

今後も当店では、お客様の大切な服を修理し、長く愛用していただけるように心を込めて対応させていただきます。

ブルゾン仕立て直しRe-tailoring the blouson

合皮から新素材へ
生まれ変わるブルゾン

「PRADAのリバーシブル中綿ブルゾンが、片面が合皮で作られていた為時間と共に劣化が起き、全体的にボロボロになってしまいました。それでも、サイズ感とデザインがとても気に入り、どうしても捨てられないので、合皮じゃない生地で仕立て直したいですが。。」とのご依頼を頂きました。

やはり愛情を込めた物を捨てることはとても辛いですよね。

それで、まず着用される際に滑り感に寄ってサイズ感が変わるので、合皮と一番滑り感が近く管理しやすい素材として、タフタ生地をおすすめ致しました。
ブルゾンの衿からポケットまで全体を解体し、型紙を取り、仕立て直しました。
ポロポロ落ちていた合皮をタフタ生地へ替えてスッキリと生まれ変わりました!!

ブラウス衿ぐり修正Blouse neckline correction

ギャザーを残しつつ、
ネックラインを広く調整

シンプルなデザインで肩のギャザーがとても可愛いこのブラウスは、夏物としては多少ネックラインが小さいため、ネックラインを広くしたいとのご依頼を頂きました。

肩線のギャザーのデザインは残しつつ、半分程巾を減らしてネックラインを広くして、スッキリした感じになりました。
このような作業は勿論難易度の高い作業ではないかもしれません。

しかし、このブラウスは作業ポイントが他所にあります!
このブラウス作業の重要ポイントは飾りステッチを再現する事にあります。
このシンプルなブラウスのたった一つデザインポイントは、胸元にあるステッチです。

生地は夏用の薄い綿素材ですが、ステッチの糸はなんとデニム用のとても太い糸で飾りステッチが入っています。生地の厚さに合わせて糸の太さも変わりますが、飾りステッチは目立つように入れる為、生地の相性を顧慮してない糸を使う事が有ります。

このような作業が難しい理由は、薄い生地を糸に合わせた太い針で縫うしかないので、熟練者じゃないと糸調子を合わせることも、生地に傷つけないように一気で縫うことも難しいのです。

ARはいつも元のデザイン通り仕上げる事を第一にして最善を尽くしております。

シルクブラウスの
破れ直し+サイズアップ
Repairing torn silk blouse + increasing size

補修とサイズアップで蘇る
繊細なシルクブラウス

こちらのオーガンジーシルクブラウスは両脇の下がかなり大きい範囲で破けている状況でした。

ストレッチが全く効いてない生地の縫い目に沿って脇下が破ける事例は、サイズに余裕がない場合に良く生じます。

オーガンジーは透ける特徴のある生地のため、表からなるべく縫い代が見えないように、細めの袋縫い始末で仕上げられている事が多く、破けた縫い代分はほとんど使えなくなります。このようなケースは破けている所を切り落としてただ縫い閉じるだけだと、一度使うだけでもっと大きく破れてしまうため、補修+サイズアップが同時に出来る修理を行いました。

似寄りのオーガンジー生地でバスト周りのゆとり分を入れ、外からのあまり見えないようなダイアモンド形のマチを作り補修+サイズアップが出来ました。

シルクシャツ破れ直しRepair torn silk shirt

摩耗から生まれる新デザイン、
補修とリメイクの融合

いつも同じ側の肩でカバンを持つなど同じ所が擦れるような着用を繰り返すと、経過とともに生地が薄くなったり、切れたりすることがあります。

このシャツは片側の脇下の生地が薄くなり、破れている状況でした。
このような、サイズの問題ではなく同じ所が摩擦によって破れてしまった場合は、そこだけ縫い直しても同じ破れが発生しやすいため、別生地を足して補強することがお勧めです。

今回は片側のみの破れでしたが、元々のデザインのように両側同じ形のパーツを入れ、リメイクさせて頂きました。

ボタンホール直しButtonhole repair

ボタンホール修理も
丁寧に再現

アトリエARでは、コートやジャケットは勿論、解れてしまったシャツのボタンホール修理も丁寧な手まつりで再現しております。

レースほつれ直しFix frayed lace

レースの魅力を守る
破れや解れの修復と再現の
ご提案

レースはとても素敵な素材ですが、引っ掛かりやすい為破れてしまう事が多いものです。

特に、ロングスカートやワンピースの裾辺りが、階段から下りる際にヒールに掛かってしまい、レースが破れたか、解れてしまった経験はありませんか?

破けている所までカットし丈を詰めるか、巾を詰めて隠せる物であれば、簡単に修理が出来ますが、裾にスカラップなどポイントが入っているデザインだと、切ってしまうのは勿体ないですよね。

その場合、元通り完全に編み直すことは無理かもしれません。
しかし、近いイメージまで再現することは可能です。

このように、レースが解れてしまった場合は、糸を切らずなるべくそのままお持ちください。作業が可能な状況なのか、どこまで再現出来るかご相談させて頂きます。

ビスチェ直しRe-insert the leather skirt gusset

お気に入りのビスチェを
手縫いで蘇らせる

こちらのアルマーニのビスチェはいつの間にかフロント側の一か所が破れてしまって、臨時的に手縫いで縫われている状況でした。
「このデザインがとてもお気に入りで、どうしても捨てられないし、今販売もされてない物なので、何とかしたいです。」とのご依頼を頂きました。

それで、両側の色バランスを揃えるため両側とも同じ所の生地を切り抜いて、元の生地となるべく近い色のチュールを縫い付ける方法をご提案させて頂きました。
このビスチェは完全にコルセットの作り方で作られており、全てのラインの中にボーンが入っていた為、ほとんどの作業は手縫いで行い、最後の抑えステッチのみミシンでステッチを入れて、元のデザイン通り仕上げております。

お直し仕事の一番のやりがいと言えば、何よりお客様のお喜びの顔を拝見する事ではないでしょうか。

また、お待ちしております。^^

レザースカートマチ入れ直しRe-insert the leather skirt gusset

愛蔵品レザースカートの
シルエットを取り戻す

とても気に入った服が修理屋から形が崩れて戻る事は大変なショックですよね。

このレザースカートはお客様の愛蔵品で、久しぶりの着用でサイズが合わなかった為、最初に別のお直し屋に相談されました。そこでは両脇にマチを入れる修理方法を提案されたとのこと。
その後、お受け取りの際に、シルエットが崩れてしまい両脇の真ん中位の位置にくぼみがある事に気が付きましたが、そのお直し屋からそれ以上は出来ないとの返事のみだったので、何とか直らないかとこちらへご来店下さいました。

意外とこういうケースは少なくありません。
なぜかというとこれがレザーではない、一般布帛のスカートであれば修理方法としては成立するためです。
しかし、レザーは一般布帛より硬いため、マチの入れ方によっては全くなじまない事が有ります。さらにレザーは癖が付きやすい素材の為、長年着用されて既に癖が付いている物だと修理方法によって、このようなくぼみやたるみなどが出来やすい素材です。

こちらではまず、マチの入れ方は裾まで入れることを提案し崩れたラインを整えた上、お尻辺りのたるみ取り作業を致しました。スッキリしたラインへ大変身出来ました!!

デニムダメージ糸再現Re-insert the leather skirt gusset

切れたダメージデニムも
修理でデザインを再現

ダメージ加工はデニムのデザインポイントとしてよく使われています。
白い横糸を残しつつ縦糸は削った加工が一番多いかと思います。
しかし、その糸ってよく切れますよね。
そのダメージ加工されている場所がお尻に近い所だったり、太ももが見える所だったりするとかなり困ります。

そういう切れてしまったダメージ加工の糸を再現出来る方法がある事ご存知ですか?

アトリエARでは、元と近い糸でダメージ加工再現修理も承っております。
お気軽にご相談ください。